老ビーグルのフクちゃん 星になりました

子猫にも優しかったね

沢山の皆さんに応援していただいた、ビーグルのフクちゃんが2015年11月14日 未明に亡くなりました。

応援、支援 本当にありがとうございました。

 

11036035_1650160278606228_6679534032536402690_n

須賀川市 阿武隈川河川敷の遺跡発掘現場に遺棄された老犬ビーグル。

歩けない状態だったため、保健所へは収容せずに福島アダプトネットワークで引き取りました。警察、保健所への届け出も無くツイッターやFacebookでの拡散でも、飼い主は見つかりませんでした。

河川敷で発見された時の写真

河川敷で発見された時の写真

新しい飼い主を募集しながら、感染していたフィラリアの治療を開始しました。検査の結果では、血液中に子虫が動いている状態で、低用量の駆虫薬を時間をかけながら、徐々に増量する処方を行いました。

収容時からひどい下痢に悩まされ、一時は回復の兆しがありましたが、徐々に食欲を失い固形物を口にすることはなくなりました。流動食を流し込む際も、とても嫌がり、無理して与えることに罪悪感を感じる日々でした。

大好きなお散歩

大好きなお散歩

体重は減って、寝ている時間がほとんどになり、朝起きると呼吸をしているか確認することが日課となりました。嘔吐が激しくなり、水を飲むことも難しくなった日、病院へ行く途中のドッグランへ寄りました。

磐梯道の駅で

磐梯道の駅で

するとフラフラになりながらも、しっかり匂いを嗅いで楽しそうに歩き回り、水を少しだけ飲んでくれました。たったそれだけの事でも、とても嬉しかった。この日がドッグランで遊んだ最後の日になりました。

子猫にも優しかったね

子猫にも優しかったね

衰弱がひどくなり、もう覚悟を決めなくちゃいけないかな…と思っていたところ、フクちゃんに会いたいというお申し出がありました。現在が非常に厳しい状況であるということを伝えると、今すぐ会いたいとのこと。

翌日夜に面会する約束をして、夜にフクちゃんと話をしました。「明日会いに来てくれる人がいるよ、元気になろうね」いつもは嫌がる流動食を、素直に食べてくれたフクちゃんの頭を、たくさん撫でてあげました。

23時にみんなが寝たのを確認して明かりを消しました。朝方に寒くなると思いストーブを付けるために起きました。午前三時。いつものようにベッドに横になるフクちゃん。でも、その胸はもう動いていません。

暖かいフクちゃんを撫でながら、元気にできなかったことを謝りました。

病院からの帰り、毛布にくるまるフクちゃん

病院からの帰り、毛布にくるまるフクちゃん

せめて、みんなの記憶の中では楽しいフクちゃんでいて欲しい。遺体はどうしても撮ることが出来ませんでした。歴代のうちの子たちが眠る木の下に、今フクちゃんは眠っています。

 

いつかは迎える別れ。決して老犬介護は楽しいものではありませんが、日々小さな変化が嬉しくもあり、悲しくもあり。恐れず向き合っていきましょう。自分の愛犬と向き合う最後の時間。

犬を飼うなら、犬にも飼い主さんにも素敵な時間を過ごして欲しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です