猫の保護依頼

毎日のように猫の保護依頼があります。

「ノラ猫が子猫を産んでしまって…」と9割以上の相談の人が言います。

カエルやネズミを食べて生きているような猫は、人に見つかるような場所に出産しません。

「ご飯を与えていますよね?」

「…かわいそうだと思って…」

「では、これ以上母猫が苦しまないように避妊手術をしましょう。今後の餌やりと糞尿の始末を約束していただけるなら、低価格での手術を…」

「お金がかかるならいいです」

「手術がかわいそうだからいいです」

「お腹に子猫がいるから、出産させて里親募集をして欲しい。堕胎なんて愛護じゃない」

譲渡の最前線で活動している私達や、アニマルライフサポート 福島さんは、猫の譲渡が非常に難しい事を知っています。

3ヶ月を経過した子猫は体の大きさから、一気に問い合わせがなくなります。かといって、突然死の可能性が高い若い月齢の子猫を、一般の方に渡すわけにはいきません。

アダプトでは猫の保護は行なっていませんが、手術、TNRの相談は受けます。手術代、交通費は依頼者さんの全額負担となります(メスは1万程度、交通費は県内一律3,000円)産まれる直前でも、母猫の安全を考えて手術を行っています。

避妊手術が終われば、メス猫は、産んでも育たない子猫のためでなく、自分のためだけにエサを食べ、オス猫は無益なケンカで怪我や交通事故に巻き込まれる事もありません。

里親募集サイトやフリマアプリの里親募集を少し見てみて下さい。犬に比べてどれだけ多くの子猫が募集されて、決まらずに時間が経過しているか…

ケアマネージャーさんや生活支援員さんからの相談も増えて来ましたが、費用負担の部分で、どうしてもハードルが高くなってしまいます。

どうしようと悩んでいるなら、まずご相談下さい。現実的な話にガッカリされるかもしれませんが、福島県内の現状を変えていくには、まず声を届けていただけないと対応出来ません。

写真は6月にご相談いただいた子猫。

男の子でしたが手術をして、エサとトイレを管理して今いる住宅街で暮らします。母猫も捕獲して手術を行いましたが、既にお腹の中に3頭宿していて、数日で産まれるところでした。

アダプトでは「産ませない」選択をした事に責任を持っていますし、犬も猫も避妊去勢手術が動物愛護のゴールへ向かう唯一の道だと思っています。

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