栃木県動物愛護指導センターよりフレンチブルドックを引き出しました!

【腫瘍の写真があります】

栃木県動物愛護センターよりフレンチブルドッグを引き出しました。

センターの収容写真では掲載出来なかった左側の腫瘍の写真があります。日光市の今市駅前周辺で収容された女の子です。

この子が収容された翌日からセンターと引き出しの打ち合わせを行い、状態の確認を行って来ました。週末と3連休を挟み、更に飼い主と名乗る方が現れたため、通常よりも10日間多く収容されてしまいました。

飼い主と名乗る方は悪意があった訳ではなく、ご自分のフレブルが行方不明になり、ずっと探されている方だったとの事。ムダに1週間延ばされた訳ではなかったにせよ、結果的にこの子の体力を奪い、治療が遅れる事になってしまいました。

仮の名前は「ピーナツ」ちゃん

遠慮がちなピーナツはご飯を他の子に譲りがちだったようで、収容時の写真より痩せていました。

センターから福島の獣医さんまでの移動中は、元気にワンワン吠えていました。

センターでも獣医さんでの皮膚検査でも疥癬、ニキビダニなどは発見出来ませんでしたが、栃木県のセンターはフロントラインスプレーのみなので、ブラベクト錠を投与してノミ、ニキビダニ、アラカスの駆虫と予防を行いました。

フィラリアのミクロ検査はマイナス。糞便検査は正常でしたが、内部駆虫としてドロンシットを投薬しました。センターでは年齢と体調を考慮してワクチン接種を行わなかったので、5種混合ワクチンを接種しました。

血液検査の結果は栄養不足、炎症ありの判定でしたが、思ったよりも悪い結果ではありませんでした。炎症の原因は左耳もありますが、腹部に数カ月以内に開腹した痕があり、ナイロン糸で埋没処理された部分が化膿していました。

左耳の耳道からは大きく腫瘍が飛び出していて、一部自壊しているところがあります。右耳も小さいですがやはり耳道に腫瘍が確認できます。

目は角膜ジストロフィーが進行しています。全体的に白いのは栄養不足と、結膜炎、左目はブドウ膜炎まで進行していました。

目、口周り、耳の脱毛は甲状腺機能低下から来る症状と推測されます。

10日の処置

体重 6.4キロ(痩せている)

体温 正常

糞便 寄生虫なし

心音 洞性不整脈のおそれ

フィラリアミクロ検査 陰性

血液検査 栄養不足と炎症

皮膚検査 寄生虫検出なし、両耳道内に腫瘍確認

ブラベクト投与(外部寄生虫駆除)

ドロンシット投与(内部寄生虫駆除)

耳介清浄

眼球洗浄

点眼薬処方

チラージン処方(甲状腺機能)

抗生剤処方

今後のスケジュールです。

栄養状態改善、体重増加後に心電図測定(1ヶ月後)

心電図結果から腫瘍切除手術(左側の病理検査)

状態により2回目の手術(化膿している腹部開腹痕の処置)

耳介の手術は腫瘍だけを切除しますが縫合出来る場所ではないため、予後が長くかかります。

腹部の手術痕は不妊手術なのか帝王切開なのか判断できません。普通は埋没でナイロン糸を使用しないので繁殖に利用されていた可能性もあります。

今後はメンディー君とおにぎり君の家で預かりとなります。ピーナツちゃんをかわいそうではなく、「可愛い!」と迎えてくれる家族に出会うまで皆さん見守って下さい。

ご支援のお礼

笹川 様 (ドッグフード )

山崎 様(犬服、マット、専用クレンジングセット)

石井 様 (ドッグフード)

皆川 様 (ご寄付)

ホシノフクタロウ 様(ご寄付)

FUGA SUMMIT様 (ご寄付)

本当にありがとうございます!皆さんお気持ちを大切に使わせていただきます。

11月12日 日曜日は須賀川市での譲渡会です。

天気は悪そうですが、屋内での開催となりますので、ぜひいらして下さい。

11月12日 12時〜14時

須賀川市 須賀川インター近く 家族葬のみやび 須賀川インターホール

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